絵の値段。
絵を描いていて、得することは、
ずばり、国境を越えられること。ですね。
外国の方と、絵で会話できるんですね。
やったことがあるんですけど、行き違いすら楽しめます。
絵と国境といえばこれ↓
http://www.ntv.co.jp/horitsu/cambodia/auction/index.html
趣旨や想いがあってこその作品ですね。
作品の出来どうこうよりはコンセプトありきだなあと思わされます。
このコンセプトを大切にして、買った方には作品を大事にしてほしいです。
ちなみに
http://stylecrave.com/2008-11-24/the-15-most-expensive-paintings-in-the-world/
1位はジャクソン・ポロックの「No.5,1948」
1億4000万ドル(約136億円)
絵画の価値は、感動の価値でもあるんだとは思います。
彼の人生はどうだったか??といえば、
アルコール依存症で、飲酒運転の末、交通事故で44歳の若さで亡くなります。
幸せな作品がいいか、そうでないものがいいかは人それぞれ・・とはいいつつ、
いろんな人生の苦しさに裏打ちされた
どことなく、危なげな、刺激的な作品って、やっぱりドキッとする。
値段がすべてじゃないですが、
2位のウィレム・デ・クーニングも、3位のクリムトも4位のゴッホにも、
普通に生きていればめぐり合うことのない、
どことなく、危険な匂いと狂気の世界を感じるわけで。
そしてそれは、そこはかとなく、胸をしめつけられるような、そんな気がするわけで。
でも、いち人間としては、やはり、幸せな作品を指示する人間でありたいなあとは思うのです。
値段じゃないのよって思うのです。
でも、
不安な絵や危険な絵も描いてみたいわけで。
そして、
値段がついたりするのもうれしいもので。
とゆーことで、
やっぱり絵が売れたらいいなあとほのかに思う、絵描きの本音でありました。
がんばります。って、変なオチです。
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