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ホウ・シャオシェンの レッド・バルーン

2008年12月14日

シネマ5の2009年度版手帳を更新しました。
最初の半券は「ホウ・シャオシェンの レッド・バルーン」。

時間の粒子がはっきりと脳裏に刻まれるような
光の粒があたたかく窓から降り注ぐような
街並が異国に舞い込んだ不安を忘れさせるような

相変わらず起承転結のない
啓示も教訓も批判もない
切り出された場面はメタファーでもない

あの「赤い風船」は何を意味しているのか、なんて考える必要もない

ある人は「時間を無駄にした」と思い
ある人は「心の滋養に時間を費やした」と思う

そんな映画です。

sweet_bluesで、ひとつこの映画を絵と詩で表現してやろうなんて、
おこがましくも思ったんですが
あえなく撃沈。

ここまで詩的な映画を、
さらにイメージ化するほどの技量はsweet_bluesにはなかったわけで。
心地よい敗北感に包まれつつ、ブログをエントリーするのです。

by shu






 


Posted by sweetblues at 01:09Comments(0)本・映画・音楽