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予熱の青空

2012年08月25日

ちょっと気だるく土曜日の朝に
ぽつぽつと意識のスイッチ、起こしつつ
珈琲の湯気、まとわりつく

灼熱の太陽も
今は未だ
予熱の青空

薄皮一枚の物思い
はがれぬままに今日が始まる


by shu

 

Posted by sweetblues at 06:49Comments(0)作品

陽だまり

2011年12月24日

なかだるみの陽だまりのように
ゆるく 
じんわりと
しかし
おくぶかく

ぼくは浸食されてゆく

気づかなかったのか
気づかなかったのか

まるで
自覚症状もなく
ふかく
ふかく

不覚にも
35番のタッチパネルは不意に押され

あふれ

行き場をなくしたぼくは
茫洋たる前途に
動悸を委ねる

気づかなかった
気づけなかった
気づかないフリ

道なき道に
陽だまりの午後は

 

Posted by sweetblues at 00:23Comments(0)作品

恥を晒す

2011年08月18日

恥を晒すことが怖くて
おどけてきました

知らないことがありすぎて
黙ってしたり顔してきました

心を読まれたくなくて
笑って頷く術を覚えました

影を追い払ったのはわたしです
影は影でしかなかったから

影でしかない影は
隠すものもなく恥じるものもなく
ただ影でしかなかった

あなたの影が
すっとわたしの影に入りこんだのは
ほんのすこし気を許したから

戸惑いは恥
鼓動は無知

すべからく求めることは
想定内の最悪



by shu
 

Posted by sweetblues at 21:15Comments(0)作品

思いをかたちにするのなら

2011年05月02日

気づかれぬように気づいてほしいと
そっと置く見え見えの嘘

はりぼての尻尾は
居ない事にしておきたい存在証明
透明の薄明かりに
たゆとう反駁

思いをかたちにするのなら
見透かされるウラのウラをかけ

終わりのないループは
温かいスープの確証

すがりつくとこしえの思い


by shu
 

Posted by sweetblues at 22:17Comments(0)作品

love trinita! love football!

2011年03月07日

浅春の風が、また、あの狂躁を運んでくる

ざわめく心、抑え切れず
熱に浮かされたいいオトナたちが
たったひとつのボールの行方に右往左往する

フットボール・ジャンキーにつけるクスリはない
スタジアムは麻薬だ

ピッチに繰り広げられる流麗なアートに
肉体の限界を超えボールを追う健脚に
魂と汗と堅牢な体のぶつかり合いに

跳び、歌い、叫び、こだまするチャント、ひるがえるフラッグ
スタンドから見つめる目
歓喜と溜息の紙一重

たった一度のチャンス
このチャンスを逃せば、もうベンチ入りはない
体を縛り付ける緊張感、あせり
縮こまった体は、あと半歩が伸びきらない

ボランチの芸術的なサイドチェンジのキックは
ディフェンスの裏へやさしい弧を描く

ここを抜けきれ
足を伸ばせ

すがるディフェンダーを振り切り
闇雲にペナルティエリアへ突入する

見えた
ゴールキーパーとポストのわずかなすきま
縮こまった足を一閃、振り抜く

オー、オー、オー、オー、
ゲットゴーール、ゲットゴーール

浅春の風に乗って
遠く遠く青空の彼方へ
スタジアムの熱狂は舞い上がる

we love trinita! we love football




by shu 

Posted by sweetblues at 22:54Comments(0)作品

かどわかす

2010年12月18日

君の最大の欠点は、僕に全く興味がないことで、
僕の最大の発見は、そんな君さえ信じていることだ。

いや、きっと、興味がないのは素振りだけで、
そう、ほんと、ほんとのところは、興味津々で、

んなことないのは、重々承知で、
ぽっかりあいた空洞に、なんか埋めるもの探す日々なのです。

からからと笑うその声が
聞こえなくなる耳を持ち
はらはらと五月雨れるこの日々が
明け透けに見える時を待ち

ことはなりゆき、
かどわかす。


by shu 

Posted by sweetblues at 22:25Comments(0)作品

そらごと

2010年12月16日

えそらごと、えがく
そらごと、まるごと、しんじたら
あしたも、なんとか、生きてゆける

そらごとは、あきらめ
だけど、
そらごとは、つなぐ

ゆがんだくちもとから
こぼれる、ためいき
それは、そらではない
だけど、それは、そらへとつなぐ

きっぱりと、あおぞら
ためいきは、あおざめ




by sweet_blues 

Posted by sweetblues at 23:26Comments(0)作品

ループ

2010年09月30日

放物線を描いて留まるため息
その先の、わずか未来の
信じるか、信じられぬかの選択

計算高い恋情のありか
放物線の方程式
解けぬ解を無限ループで演算する

信じれば裏切りを畏れ
信じなければ無情を嘆く

解けぬ心
割り切れぬ感情


by shu


 

Posted by sweetblues at 22:42Comments(0)作品

咲くや其の野辺に

2010年09月21日

とろり とろり
カップの縁から垂れ落つ暗鬱
一息に 喉奥の暗礁に流し込み

月は
辺りを明るく照らすから
其処此処に暗影をつくるのです

咲いた 咲いた
野辺に咲く花の意味を問う

けして悪気はないのです
ただ ただ
其処に
咲く意味を知りたくて

問うた貴女の脳髄からは
とろり とろり
人一倍の暗鬱が
人知れぬまま
垂れ落ちているではありませんか

「己を知る」

色紙に書かれた筆は
かすれ かすれ

もう一編の詩さえも書くまいに



*******************************************

実は、umaのお題がむつかしいのです。
3枚の連作は、簡単なようでむつかしい。

そこで、ちょっと気分転換に脳内にこぼれ出たことばを拾ってみました。
umaさん、絵をつけてくだされ。


by shu 

Posted by sweetblues at 22:26Comments(1)作品

予測変換

2010年07月30日

自信たっぷりに予測変換、
したつもりだったのに

ひらり、
と身をかわし

しらばっくれたまま

ふらふらさまよい
ココロ、ココにあらず


******************
短い詩のようなものでありまするが、
もうちょっと洗練しないといけないでやんす。

by shu



 

Posted by sweetblues at 00:25Comments(0)作品

閑古鳥は飛び立った

2010年07月29日

スーパーは混雑している。
特売品が不足しているからだ。
わずかな特売品を我先に争う客でコーナーは騒然としている。

小心者の店長代理は3軒先の八百屋へこっそり駆けつける。
これぜんぶ買うから8掛けにしてよ。
すっかり足元を見ている八百屋は、にやっと笑って1割り増しを譲らない。

特売品はまだか。
特売品がないなら、これも負けろよ。
ああ、これもだ、これもだ。

小心者の店長が八百屋から買った大損の特売品を抱えつつ
あたふたとコーナーへ向かう。
混雑はさらに度合いを増し押し寄せる客はひきもきらず
客は溢れ溢れかえり、店の外へとさらに溢れ。

はて?
これは何のメタファーだ。
暗がりの中で出番をうかがう審判長は、笛の具合が気にかかる。
比喩には教訓がよく似合う。

特売品は八百屋がちゃっかり買い戻し
小心者の店長代理は、あたふたとまた八百屋へ走る。
客は溢れ溢れかえり、特売品はまた底をつく。

人生には教訓などいらないのだ。
目の前のリアルそのものが、メタファー。

客は客を演じ、店長代理は店長代理を演じる。
僕は僕を演じ、君を気にかける振りをする。
君は何を演じるのか。
君はまた八百屋へ特売品を売りに走るのか。

投げ出された混沌はひきもきらず
引き際の悪い僕は
店長代理の役目を引き受ける。

この教訓は何だ。
これはただの暗喩だ。
たとえだから、安心して演じられるのだ。

少しずつ少しずつ、僕の中から損なわれているものから
目をそらしつつ、暗喩だ暗喩だ、演じろと
したり顔で嘯く。




by shu







 

Posted by sweetblues at 23:28Comments(0)作品

last exit Ⅱ

2010年06月21日


とどまってたい
とまどってたい

うやむやでいたい
うらやんでいたい

月は欠けるために満ち
波は砕けるために打つ

欲は破滅を孕んで膨れ
愛は悲壮な演出で湧き

それは、想像力の問題だ。
壊れるためにつくるのだ。
入り口を通ったら、出口しかないのだよ。

とまどっても、とどまれない
最終出口は、予定調和的に
地上の光、刺す痛み

遠のいていく残像に
かすかに残る幸福感だけが真実



*******************
出口のない続編です。
なんかダークですね。
病んでますね。

どうしたもんでしょ。
ああ。


by shu

 

Posted by sweetblues at 00:02Comments(0)作品

last exit

2010年06月13日

どう見える?
見え方ばかり気になって
ぱりっとさっぱりつかめんのです

天井桟敷にぽつねんひとり
遠目高めの見物と
強がっても我張っても

行きつ戻りつ、戻りつ行きつ
どこまで行っても出口は無い


どこまで見える?
明日、明後日、十年後の未来
昨日ばっか見て回避する将来への展望

弱気に見せてる劣等感
晴れる当ての無い午後三時の天気予報
笑い飛ばせる無邪気さを
装うほどにはリアルじゃない

遠のいていく残像に
かすかに残った痛みはリアル


*******************************************
ちょっとうだうだしてしまってます。
もやもやっと、かな。
この詩は、「どう見える?」ってタイトルで実は1日だけアップして
お蔵入りにしてた詩の改稿版です。
タイトルも変えました。

多忙絵師のumaさん、そろそろよかですか。

by shu


【さて、どこでしょう?コメントらんにて回答募集!】

 

Posted by sweetblues at 11:50Comments(1)作品

初夏爽風

2010年05月05日

GWもひとまず終了ですね。
日曜日のサザエさん以上に、つれない寂しさが膨らむ午後八時。
といっても、私は今日もどっぷりお仕事でしたが。
とりあえずの一句でも、どうぞ。

**********************

碧(ao)透かし
青(ao)に染み入る
初夏爽風




by shu 

Posted by sweetblues at 20:07Comments(0)作品

出鱈目な縞馬

2010年02月15日

ハライチのネタのセンス好きなんです。
ハライチのパロディーでもつくろうかと思いつつ、結果はまるで違う方向に。

そうやってできたのが、下の詩です。
umaはまず絵なんてつけてくれないと思います。
ボツ宣告を覚悟で。

そこはかとなくラップのリズムを意識してます。

by shu

*****************************
出鱈目な縞馬
滲んだパスカル
こぼれるアリバイ
ありがちなララバイ
ポリティカルにbye-bye

手にした安牌
滲み、爛れ、哀れ瓦解
きらびやかなるまやかし

ほだされた退廃空虚の安寧

わかんねえ
つまんねえ
くだらねえ

甘え声の叫びに
おまえは
夜泣きの赤子か、乾杯

半径1メートルの視野一杯
それが世界か俺王様
それが秩序か右向け左

ハードワークに明け暮れ困憊
困ったちゃんの我侭三昧

横しまなフェレット
ふて寝のシルエット
ポケットにはメヌエット
クリエイティブなルーレット
とめどないとまどい
あたふたなハムレット

 

Posted by sweetblues at 00:05Comments(2)作品

くるり

2009年12月29日

ゆがんだり
たわんだり
ぬかったり

うかうかしたり
はたはたしたり
おとおとしたり

ぽちぽち いくか
とんとこ いこう

夢 はじけ
くるり



*****************

これに未発表のある絵がついてポストカードになります。
1月中旬には、mosaicに置けるかも。
これを含めて新しいポストカード5種類を発注予定です。
お楽しみに。


by shu



 

Posted by sweetblues at 18:50Comments(0)作品

うっかり

2009年06月07日

思ってもないことを
思ってもないときに
口走ってしまったのは
本当は思ってるからなんだ

うっかりこぼれたひとことは
けっして悪気はないのだろうけど

知ってるかい
悪気がないほど
悪いことはないって
 

Posted by sweetblues at 22:58Comments(0)作品

わすれもの

2009年06月03日

わすれられない わすれものを
すぐにも取りに戻りたいのだけれど
今来た道さえ わすれてしまった

わすれられない わすれものを
すっかりわすれてしまいたいのだけれど
わすれかたさえ わすれてしまった

わすれられない わすれものは
うっかり思い出さぬがよい
後悔ばかりは わすれられずに 

Posted by sweetblues at 00:16Comments(0)作品

マッキントッシュ・バタフライ

2009年05月27日

賽の目に構図
縦断する間隙の抑揚

レーダーに捉えられない
感情の襞を読め

アクリルガラスの屈折曲線
無味乾燥な緩衝地帯に散らばる

たった一つの着地点
捕まえ損ねてマッキントッシュ・バタフライ

居丈高にポーズ
錯乱する脳内の高揚

闇雲に終末へと向かう
恋情の裏を取れ

テレポーテーションの加速修正
温故知新の歴史的誤読を知れ

わずかばかりの開放値
光源に目も眩むマッキントッシュ・バタフライ




*******************************
こういうのを書くと、いったいどんな絵がつくんだろうと、わくわくします。
イメージの共有と裏切りがとても楽しみなんです。
サッカーのスルーパスの快感にも似ています。


by shu

 

Posted by sweetblues at 22:18Comments(1)作品

never made a word (piece1)

2009年05月26日

揺らぐ 視線
はすかいに よぎる
唇の かすかな ためらい

漏れ出づることのはは
耳元を 撫で 過ぐ

音も無く 舞い 空(kuu)に染む
ひとひらの 雪にも似て

指先まで 爪先まで
悉く 染み 匂ひ立つ

触れずとも 地を濡らし 
溶く 雪にも似て

仄めく 想い
首筋を 這い

とめどなく 落つ
雪にも似て

溢れ 消ゆ



by shu 

Posted by sweetblues at 23:06Comments(0)作品