湯布院「旅する音楽」浜田真理子と畠山美由紀@由布院空想の森
2013年03月05日
「旅する音楽」というタイトルに惹かれて、ついぽちっと応募したわけですよ。
Facebookの由布院クリークスのページでライブご招待企画。
会場は空想の森アルテジオだし、フライヤーの写真をみても雰囲気良さげな感じじゃないですか。
開場前にカフェで一息。
アールグレイのチーズケーキ、って紅茶もの好きとしては食わないわけにはいかん。
んー、なんなんだこの美味しさ。
いたく気に入ってしまったではないか。
ライブ会場はふだんは空想の森美術館として絵画の展示を行っているスペース。
高い吹き抜けのホールに、中2階のようなスペースがあり、つくりつけの本棚とチェンバロ。
ほの明るく間接照明がゆらめく。
中央にピアノ、テーブル、椅子。
背景の白い壁には、ベートーベンが赤い顔をしてこちらを見ている。
まずは赤いドレスの畠山美由紀さんとギターの小池龍平さん。
昼の部と夜の部があって、それぞれの雰囲気に合わせたセットリストとなっているらしい。
また浜田真理子さんとお互いの曲をそれぞれ交換して歌うという企画も楽しみ。
畠山さんは、自分のオリジナル曲以外にも、マイファニーバレンタインなどスタンダードナンバーも。
透明感のある声で、すっと歌に入っていく。
ほんとうに歌の世界に入り込み、表現に全身全霊こめてる感じが伝わる。
1曲ごとに曲の解説を丹念にしてくれ、英語の曲などは歌詞の意味やストーリーまで話してくれる。
音楽を大切にしているんだなあ。
畠山さんの歌う浜田さんの曲は「あなたへ」。
これって寺島しのぶさん主演の「ヴァイブレータ」という映画の挿入曲。
この映画、昔DVDで見たんだけど、曲はぜんぜん覚えてなかった。
んー、なんか心にひっかかる曲だな。
うれしかったのは、スザンヌ・ヴェガのアルバムから、ジプシーと言う曲を歌ってくれたこと。
このアルバム、ほんとよく聴いたんだなあ、在りし日の青春時代(笑)
スザンヌ・ヴェガとか、なつかしすぎ。
さて第2部は浜田真理子さん。
にこにこ気のいいおばちゃんってかんじだ(笑)
谷山浩子さんみたいなちょっと鼻にかかった声で、ふっと言葉を投げ出すような歌い方。
あ、これ好きなパターンのやつや。うーん。
で、この浜田さんの本領発揮は、「ミシン」という曲。
淡々と言葉を空中に置いて行く。
そんな歌い方だからこそ、言葉が凍り付くように怖い。
夫が浮気して帰って来ない夜に、ミシンで赤いドレスを縫ってるという歌。
赤いドレスが完成したら行き先も告げず出て行くのって。
畠山さんも、浜田さんもまったく知らずにぶっつけ本番のコンサート。
でもやっぱりアタリでした。
コピーとフライヤーで、もうアタリだってことは分かってたのだ(笑)
どんな人が、どんな曲を聴かせてくれるのだろう。
そんなワクワク感で迎えるコンサート言うのもなかなかいいもんですね。
ある意味、これも旅なのでしょうか。
by shu
Facebookの由布院クリークスのページでライブご招待企画。
会場は空想の森アルテジオだし、フライヤーの写真をみても雰囲気良さげな感じじゃないですか。
開場前にカフェで一息。
アールグレイのチーズケーキ、って紅茶もの好きとしては食わないわけにはいかん。
んー、なんなんだこの美味しさ。
いたく気に入ってしまったではないか。
ライブ会場はふだんは空想の森美術館として絵画の展示を行っているスペース。
高い吹き抜けのホールに、中2階のようなスペースがあり、つくりつけの本棚とチェンバロ。
ほの明るく間接照明がゆらめく。
中央にピアノ、テーブル、椅子。
背景の白い壁には、ベートーベンが赤い顔をしてこちらを見ている。
まずは赤いドレスの畠山美由紀さんとギターの小池龍平さん。
昼の部と夜の部があって、それぞれの雰囲気に合わせたセットリストとなっているらしい。
また浜田真理子さんとお互いの曲をそれぞれ交換して歌うという企画も楽しみ。
畠山さんは、自分のオリジナル曲以外にも、マイファニーバレンタインなどスタンダードナンバーも。
透明感のある声で、すっと歌に入っていく。
ほんとうに歌の世界に入り込み、表現に全身全霊こめてる感じが伝わる。
1曲ごとに曲の解説を丹念にしてくれ、英語の曲などは歌詞の意味やストーリーまで話してくれる。
音楽を大切にしているんだなあ。
畠山さんの歌う浜田さんの曲は「あなたへ」。
これって寺島しのぶさん主演の「ヴァイブレータ」という映画の挿入曲。
この映画、昔DVDで見たんだけど、曲はぜんぜん覚えてなかった。
んー、なんか心にひっかかる曲だな。
うれしかったのは、スザンヌ・ヴェガのアルバムから、ジプシーと言う曲を歌ってくれたこと。
このアルバム、ほんとよく聴いたんだなあ、在りし日の青春時代(笑)
スザンヌ・ヴェガとか、なつかしすぎ。
さて第2部は浜田真理子さん。
にこにこ気のいいおばちゃんってかんじだ(笑)
谷山浩子さんみたいなちょっと鼻にかかった声で、ふっと言葉を投げ出すような歌い方。
あ、これ好きなパターンのやつや。うーん。
で、この浜田さんの本領発揮は、「ミシン」という曲。
淡々と言葉を空中に置いて行く。
そんな歌い方だからこそ、言葉が凍り付くように怖い。
夫が浮気して帰って来ない夜に、ミシンで赤いドレスを縫ってるという歌。
赤いドレスが完成したら行き先も告げず出て行くのって。
畠山さんも、浜田さんもまったく知らずにぶっつけ本番のコンサート。
でもやっぱりアタリでした。
コピーとフライヤーで、もうアタリだってことは分かってたのだ(笑)
どんな人が、どんな曲を聴かせてくれるのだろう。
そんなワクワク感で迎えるコンサート言うのもなかなかいいもんですね。
ある意味、これも旅なのでしょうか。
by shu
Posted by sweetblues at 06:16│Comments(0)
│本・映画・音楽