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パンドラの匣

2010年01月27日

太宰治のこの小説には、ある種のユートピア的な雰囲気がある。
つらい現世とは隔絶した世界、そしてそこは死と隣り合わせであるがゆえに、静謐でときには狂躁的でもある。

青春時代のとめどないナルシズム、自信のなさゆえの妄信的饒舌。

映画「パンドラの匣」には、太宰の小説世界が遺憾なく再現されている。


by shu 

Posted by sweetblues at 22:11Comments(2)本・映画・音楽