ウディ・アレンの夢と犯罪

2010年06月20日

「マッチポイント」「タロットカード殺人事件」に続くロンドン3部作、ってフライヤーにあったんだけど、たんに舞台がロンドンってだけで、なんらシリーズ要素は見当たらず。

人生は不条理で、悲劇は思いもよらない悲劇を招くってとこはウディ・アレンらしいところでしょうか。

夢を追ってたはずが、思わぬ窮地に陥った兄弟が、殺人を犯すはめに。
いざ計画を実行しようとすると、いろんな支障が生じてなかなか実行できない。
そこらあたりのやりとりや描写が、心理サスペンスドラマで、実はこの映画いちばんの見所なのかもと思いました。

そして、殺した後の後悔と葛藤。

会話の軽妙さ、テンポ感、奥行きなど、さすがウディ・アレンの映画と感じました。

なんか映画的な映画、というか舞台的な映画って感じたのは、その台詞まわしの妙にあったのあでしょうか。

by shu


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Posted by sweetblues at 15:32│Comments(0)本・映画・音楽
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